5.19.2016

知っておくと得する心理学・心理術 その3


知っておくと得する心理学・心理術 その3


心理学者たちは、人に好かれるための知性のことを「社会的知性」という言葉で呼んでいます。


つまり人に好かれるかどうか、嫌われるかどうかは知性によって決まってくると言えます。


心理学的知識を活用して、必ず成功する人間関係を紹介します。

その3では人と会話する能力を上げる方法を紹介します。



■会話力を上げる8つの方法


人と上手く会話ができない人。
会話が長く続かない人。
このような人には実は共通点があるんです。

人との会話で「これをやってはいイケない」を紹介します。



1.自分と比較してはいけない


相手が話している時は、話している相手のことだけを考えよう。

相手の話を聞いてる時に、自分と比較して話を聞いていると、本気で相手の話を聞けなくなっています。

「そうそう、でも自分の場合はね・・・」とか
「あ〜でも自分はこうだけどね〜

など、自分と比較していては会話力は上がりません。


2.心を読もうとしてはいけない


なんでもかんでも相手の心を読もうとしてはいけません。

「あ〜この人はどういう考えを持っているんだろう」
「こう言ってるけど、本心はどうなんだろう」

などと考えながら会話をしていると、相手に悟られます。
人には「ミラー効果」がありますから。

こちらが相手の話の裏を取ろうとすると、相手も同じように思うかもしれません。

大事なのは真剣に相手の話を、聞き逃さないように真っ直ぐ聞くことです。


3.次の話の事を考えてはいけない


スムーズな会話の流れを作っていくには、次の話題のことを考えるのは必要なことですが
これにはテクニックや慣れが必要とされます。

会話力の低い人がやりがちなのが、次の話を考えすぎてボーっとしたり、今の話を聞いてない感じが出ちゃってる人がいます。

このようなことは相手にバレています。

「あ〜この人、今私の話ぜんぜん聞いてないし」
と、思う時ありませんか?

ちゃんと相手の話を最後まで聞くことが重要です。

自分の意見がある時は、相手の話が終わってからでも遅くはありません。
考える「間」があったとしても会話は成立するでしょう。


4.かっこよく見せようとしてはいけない


カウンセリングの視点では、実はほとんど人はアドバイスなど必要としていないことがわかっています。

例えば誰かから相談されたとしても、実はその相談内容は本人がすでに答えをほぼ出している状態なのです。

わざわざ自分がかっこいいセリフでアドバイスする必要はないのです。

相談者に対しては、ただただ寄り添うことに集中すべきです。

「・・・なるほど。その時どういう気持ちだったの?」
「・・・そうですか。それは本当に辛かったですね。」
「・・・そうですね。私もそう思います。」(感情のオウム返し)


5.上の空になってはいけない


会話の最中に、その内容と違う事を考えてはいけません。

「早く帰ってテレビ見たいな〜」とか
「今日の晩ご飯、何食べようかな〜」など

余計な事を考えていては絶対にいけません。

3の「次の話を考えてはいけない」と同じ事です。

相手にバレています。


6.自分が正しいと思ってはいけない


これは心のあり方です。
人は常に真摯であり謙虚さを持っていなければなりません。

たとえ100%相手が間違っていたとしても、

「なぜ彼はそういう意見なんだろうか」
「もしかすると自分が間違っている部分もあるかもしれない」

などと、より深く考え、より謙虚に赴く(おもむく)事が大事なことです。

「相手が100%間違っている」ということが絶対ではないのならば

「私が100%正しい」ということも絶対ではなくなるのです。


7.疲れている時に深い会話をしてはいけない


とても疲れている時というものは、頭も回らなし、表情も悪くなります。

そんな時に人と会い、相談や深い話をすると
相手に不快感を与えてしまいます。

だらだらと話を聞いて、まともな返答もできないようでは
逆にマイナス
相手に嫌われる可能性が出てくるでしょう。

そういう疲れている時は、相談を受けずに適当な理由をつけて断りましょう。

そして元気な時にはいつでも話を聞ける準備を整えることで、相手からしたら良い印象しか与えないことになります。


8.時間に余裕がない時に深い会話をしてはいけない


7の「疲れている時に深い会話をしてはいけない」と同様に、自分の時間に余裕がない時には相談や深い会話しないようにしましょう。

心の中で
「早く会話を終わらせないと」
などと思っていると
これも相手にバレています。

あなたの時間の都合など知らない相手からしたら
「私との会話を早くおわらせようとしている」
と思うでしょう。

どうしても会話は必要ならば
初めから
「5分ほどしか時間がないけど。いい?」とか
「10時に次の予定が入ってるけど。その時間まででもいい?」
などと、あらかじめハッキリと言っておきましょう。

そうすることにより、話を途中で切っても
前もって言ってることなので、相手もなんとも思わないでしょう。




以上で会話力を上げる8つの方法です。

これらに注意しておくだけで、相手に不愉快な思いをさせることはないでしょう。s

そしてこの基本を守っておくだけで
あなたの評価、人間力、会話力は必ず上がるでしょう。

相手にとってあなたは

「とても話しやすい人」

「あなたと話すと元気が出る」

「またあなたと会話がしたい」

と、思うはずです。

心理療法 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿