知っておくと得する心理学・心理術 その2
つまり人に好かれるかどうか、嫌われるかどうかは知性によって決まってくると言えます。
「人に好かれろ」というのは、別に八方美人とかではなく、賢い人間になるために必要なことなんです。
心理学的知識を活用して、必ず成功する人間関係を紹介します。
■「命令」を「確認」に変える
人というものは、命令されるのは好きではありません。
だけど相手に対して「命令」をする場面は必ず出てきます。
「命令」という言葉がしっくりこないなら、「頼みごと」とソフトに言ってもいいでしょう。
だけど相手に対して「命令」をする場面は必ず出てきます。
「命令」という言葉がしっくりこないなら、「頼みごと」とソフトに言ってもいいでしょう。
人が社会で生きていく中で、「命令」(頼みごと)は必須であることはわかります。
しかし人に上から物を言われると、なんか反発したくなります。拒否したくなります。中には怒り出す人もいるでしょう。
命令を丁寧に言ったとしても、命令であることには変わりません。
つまり「命令」する行為は、人間関係をこじらせる要因であると言えます。
なので命令はやめるべき行為です。やめましょう。
と、言っても
社会で生きていく中で、命令(頼みごと)は必ず必要なものです。
ではどうしたらいいか?
それは
「命令」を「確認」に変える方法です。
わかりやすく例を並べていきましょう。
「今すぐ片付けなさい!」(命令)
↓ 変換
「今から片付けることできそう?」(確認)
「その資料持ってこい!」(命令)
↓ 変換
「その資料、持ってくることできる?」(確認)
「そこの窓閉めてくれよ!」(命令)
↓ 変換
「そこの窓、閉めてもらっても構わない?」(確認)
「買い物ついでにタバコ買ってこい!」(命令)
↓ 変換
「ついでで構わないんだけど、タバコも一緒に買うことってできるかな?」
このように「命令」を「確認する」という表現に変えるだけで
だいぶ柔らかい感じがしませんか?
命令を、単なる事実の確認であるかのように見せている方法です。
「命令」とは、相手の選択権、発言権を否定したかのような行為になりがちだが、
「確認」は、相手に選択の余地を与える、意思を尊重しているような行為になれるのです。
この手法を活用することにより
命令をする側からしても、結果的にこちらのいいように動いてくれる。ということです
大事な事なのでもう一度
命令であろうが、確認であろうが
「結果的にこちらの思い通りに動いてくれる」
という事が大切な事です。
「確認法」が面倒くさいと言って、相手に嫌な思いをさせたまま命令するのも人間力が低いです。
※注意点
この「確認法」は連続して使用すると大変危険な行為となりますので、ご使用方法はご注意ください。
「どう?今日中にできそうかな?」
「大丈夫かな?」
「できるよね?」「できるよね?」
・・・・はい。アウトー!
これは「命令」以上に悪影響を及ぼす行為なので
連続使用には注意が必要です。
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